【開催報告】NPOインターンシップラボシンポジウム2021

NPOインターンシップラボシンポジウム2021「コーディネーション×ICTでプログラムを加速する!」を、9月20日(月)を開催しました。

昨年に引き続き、コロナ禍だったこともあり、オンライン開催。日本全国から、コーディネーター、学生、中間支援など方、60名以上の方が集まりました。(ご参加ありがとうございました!)

シンポジウムのオープニングでは趣旨説明やオンラインに慣れるためのアイスブレイクを行い、スタート。

オープニングセッション「コーディネーション×ICTでプログラムを加速する!」

NPO法人CRファクトリーの呉さん、CSOラーニングを運営している公益財団法人SOMPO環境財団の瀬川さん、kintoneを通じて様々なNPOを支援しているサイボウズの渡辺さんの3人に登壇をいただきました。
呉さんからはコロナ禍におけるNPO活動の良い点や難しさについてお話をいただき、その後、事例を交えて、ICTを駆使した学生とNPOのコーディネーションについてのお話をいただきました。
どうしてもつながりづくりや交流やオンラインでは難しいという印象がありますが、工夫したいでまだまだ多様な可能性があることがわかりました。

分科会1「学生に聞く!インターン徹底解剖~あなたはどっち!?企業 or NPO~

分科会1では立教大学が実施する社会の中で“学ぶ”ことを目的に「正課インターンシッププログラム」の題材に、学生側・先生側それぞれの視点で企業とNPOの強みや違いを徹底解剖しました。
NPOと企業の両方の視点でインターンシップを体験した学生さんに登壇いただき、コーディネーターとして関わる大学の皆さんからもコメントをいただきました。
企業やNPOでのインターンシップ経験は相互に活かすことができ、「&」で繋ぐことができるという見解も出て、インターンの魅力が深まったと思います。

分科会2 オンラインのインターンシップでも仲良くなれる!~学生と団体のアイスブレイクをICT化するには~

分科会2は、オンライン上でも学生とNPOの仲を深められるICT手法について、参加者の皆さんと考えていきました。
オンラインになると相手の反応が見えにくく、話が展開しづらい、、、など課題を共有したあとに、オンラインでのアイスブレイク手法や様々なツールを使ったコミュニケーションの仕方、関係性作りなど、アイデアを共有しました。

クロージング&交流会

クロージングでは各分科会のまとめを共有(どちらもグラレコ方式!)し、今回のシンポジウムについて統括をしました。

その後は交流会。昨年も参加者の皆さんからの交流の要望は多く、今回もブレイクアウトルームを使って自由に意見交換をしました。

今回は投票機能を使って、「何を話したいか」「どんな人数で話し合いたいか」など、皆さんに決めてもらって進めるという形でしたが、これが大いに盛り上がりました。

限られた時間でしたが、オンラインだからこそ、様々な地域の方、活動をされている方に参加をいただき、こうして交流が深められるのも醍醐味の一つですね。

オンラインでの開催となったシンポジウムは参加者の皆さんの協力もあり、無事開催することができました。
コロナが終息する見通しはまだまだ立ちませんが、そんな中でも、もNPOインターンシップを広げていけるよう、実行委員一同邁進していきたいと思います。ご参加いただいた皆様、改めてありがとうございました。

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