SSCSインターンシップ奨励プログラム(全国)*過去事例

事例  SSCSインターンシップ奨励プログラム
-NPOの現場を市民社会の小さな学校に(全国)

運営:NPO法人市民社会創造ファンド

多くのNPOと若者を育んだ先駆的プログラム

目的

若者が、自発的かつ意欲的にNPOでのインターン活動を行い、社会的な視野と 志をもつ「市民社会人」として成長することを目指す。また、受入NPOが、人を受け 入れ、育てることを通して、NPO自らの成長発展の契機とする。

インターン期間 7月~3月(9か月間)/ 7月~6月(1年間)※活動時間は300~400時間
開始年

2003~2010年

主な参加者

NPOに一定の関心を 持ち、自らの将来について方向性を持ち、大学・大学院等で 学んでいる若者(原則おおむね30歳代まで。学部・学科・専攻等の指定はなし)。

主な運営費

個人篤志家による寄付金

参加者数

74人(実施期間実人数)/ 11人(最終年実績)

受入団体数

21団体(実施期間のべ)/ 8団体(最終年実績)

プログラム概要

―特色を教えてください。

受入れ団体は毎年、関東の現場型の団体・地方のNPO 支援組織を組み合わせています(公募はせず、プログラムオフィサーが個別に交渉する)。原則3年で入れ替わります。また、インターン生には1時間700円(2010年時点)の活動奨励金、および交通費、研修費などを支給し、損害保険と損害賠償保険にも加入します。受入れ団体には、インターン生1人の場合月3万円、2人の場合月4万5千円の指導補助費(助成金)を支払います。

―工夫していることは何ですか?

SSCS運営委員会を別途設置し、プログラムの助言をもらいながら運営を行います。また、受入れ団体にはスーパーバイザーとメンターによる「責任ある指導受け入れ体制」を組んでもらいます。市民社会創造ファンド(事務局)もインターンを受入れ、インターン全員の活動報告書等のとりまとめ、及び研修会や合宿等の企画を行い、さらに修了報告書も企画・編集し発行します(7月末頃発行)。また期間中は事前の研修と入校式、中間及び修了報告会を開催しています。


プログラムの流れ

5月~6月:応募、選考

7月:事前研修、入校式


11月:中間報告会

3月:修了報告会(活動期間が9か月のインターン生対象)

6月:修了報告会

7月:修了報告書提出

ポイント! 

ある個人篤志家の想いを契機に始まり、8年間で多くのNPO人材を輩出。 毎年、地方のNPO支援組織も受入NPOとすることで、地方への横展開 を目指した

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