NPOインターンシップは市民活動の「種まき」のような仕組みで、全国各地で若者がNPOに参画する場を作っています。
NPOの活動は地域やテーマによって多岐にわたるのが特徴ですが、参加学生や受入NPOにとって満足度の高いインターンシッププログラムを作れるかはコーディネーターの腕の見せ所と言っても過言ではありません。
新型コロナウィルスの影響で活動形態も多様化する中で思いを活かしたプログラムを作るにはどのようなコツがあるのでしょうか。
3つの企画を通じて皆さんと考える場を作ります。ぜひご参加ください!

【こんな方にオススメ】
学生とNPOの育ち合いを支えるコーディネーターの皆さん
□中間支援NPOのコーディネーター
□学生の受け入れに関心のあるNPOや市民活動団体の方
□学生を地域に送り出す大学のコーディネーター
□若者の育成やまちづくりに関心のある企業、行政の方


締 切 9/13 参加費 無料
進行
橋本空氏 町田市地域活動サポートオフィス
ゲストスピーカー
兼松佳宏氏 「グリーンズの学校」編集長/さとのば大学副学長
大石果菜氏 まつど市民活動サポートセンター
重松育実氏 明治大学3年生/まつど市民活動サポートセンター「Let's体験!!」参加者
進行:橋本空氏(町田市地域活動サポートオフィス)

大学在学中、福祉を学びながら町田市相原地域を拠点に地域活動・ボランティア活動に携わる。自身の活動の中でも特に若者と多世代をつなぐ地域づくりに関心があり、2021年4月より町田の中間支援組織に入職。
ゲスト:兼松佳宏氏(「グリーンズの学校」編集長/さとのば大学副学長)

1979年生まれ。ウェブデザイナーとしてNPO支援に関わりながら、「デザインは世界を変えられる?」 をテーマに世界中のデザイナーへのインタビューを連載。 その後、ソーシャルデザインのためのヒントを発信するウェブマガジン「greenz.jp」の立ち上げに関わり、10年から15年まで編集長。
16年より京都精華大学人文学部特任教員として、ソーシャルデザイン教育のためのプログラム開発を手がけた後、再びNPO法人グリーンズに復帰。地域を旅するオンライン大学「さとのば大学」副学長も務める。
ゲスト:大石果菜氏(まつど市民活動サポートセンター)

高校生の時に同センターへのインターン参加を機に、大学入学後、そのままコーディネーターとして勤務開始。年間300人を超えるワカモノのボランティア体験講座「Let’s体験!!」やインターン企画を担当。現在は松戸市のほか、千葉県内の複数の中間支援施設にてワカモノの地域活動のサポートに取り組む。
ゲスト:重松育実氏(明治大学3年生/まつど市民活動サポートセンター「Let's体験!!」参加者)

明治大学3年。中学2年の頃からボランティアを始める。同センター主催のボランティア体験講座「Let's体験!!」の活動をまとめる冊子「ふりかえり文集」を毎年作りながら、市内の様々なボランティア活動に参加。

締 切 9/16 参加費 一般 2,000円 学生 無料
「NPOインターンシップが描くライフキャリア」
9月18日(日)13:45-15:15
NPOインターンシップは卒業後のライフキャリアにどのように影響しているのか。経験者の学生とともに、その場限りではない、中長期的な目線から見たNPOインターンシップの満足度について一緒に探る時間を作ります。
進行
上田 英司氏(日本NPOセンター 事務局次長)
ゲストスピーカー(NPOインターンシップ経験者)
飯田 貴也氏(NPO法人新宿環境活動ネット 代表理事):CSOラーニング制度卒業生
田口 雄一氏(認定NPO法人ぱれっと副理事長/会社員):SSCSインターンシッププログラム卒業生
渡部 桃子氏(福島県立総合衛生学院 助産学科 学生):福島県チャレンジインターンシップ卒業生
進行:上田 英司氏(日本NPOセンター 事務局次長)

島根県出身。大学在学中に国際ボランティアに参加し、市民活動の持つ可能性に魅せられ大学を中退。国際ボランティアNGO・NICEの事務局長を経て、2017年日本NPOセンター入職。狛江市市民活動支援センター運営委員長を務める。企業とNPOの協働やボランティアコーディネーションを専門とする。
ゲスト:飯田 貴也氏(NPO法人新宿環境活動ネット 代表理事):CSOラーニング制度卒業生

大学4年生の時、「CSOラーニング制度」(主催:SOMPO環境財団)を通じて環境NPOにおける長期インターンシップを経験。卒業後はそのまま派遣先に就職し、2021年4月からは代表を引き継ぎ、現在に至る。
NPO法人新宿環境活動ネット http://www.sean.jp/
ゲスト:田口 雄一氏(認定NPO法人ぱれっと副理事長/会社員):SSCSインターンシッププログラム卒業生

大学時代9か月障害者支援の団体「ぱれっと」にてインターン(SSCSインターンシッププログラム)として関わる。会社員をしながら団体に関わり続け、2010年に理事、2020年より副理事長。
認定NPO法人ぱれっと https://www.npo-palette.or.jp/
ゲスト:渡部 桃子氏(福島県立総合衛生学院 助産学科 学生):福島県チャレンジインターンシップ卒業生

福島県が行っているチャレンジインターンシップに参加し、3団体のNPO法人でインターン活動を経験。
「NPOインターンシップのはじめ方」
9月18日(日)15:30-17:00
NPOや学生の思いを活かし、社会にとっても良い影響をもたらすNPOインターンシップをどう作れば良いのか。NPOインターンシップを実践されている皆さんを招いて、ポイントを探ります。
「地域協働の人材育成」であるNPOインターンシップの意義について、1998年、日本で初めてインターン制度を始めた島田京子さん(元・日産)にお聞きします。
また、2021年から開始した「地域インターンシップ世田谷」の事例をもとに、コーディネーター・行政・参加団体それぞれの視点から、NPOインターンシップのはじめ方のいろはをつまずきや成功ポイントとともにお話いただきます!
皆さんの「想い」をNPOインターンシップで形にしましょう!
ゲストスピーカー
島田 京子氏
事例報告
地域インターンシップ世田谷実行委員会の皆さん
ゲストスピーカー:島田 京子氏

1967年より日産自動車入社。デザイン、新商品企画、ブランド戦略、店舗開発、広報、CSR(日産NPOラーニング奨学金制度の創設など)等担当。2005年以降、日本女子大学事務局長、非常勤講師。横浜市芸術文化振興財団代表理事・専務理事を歴任。現在、「エクセレントNPO」を目指そう市民会議共同代表、TAKUMI art du japon理事等に携わる。
事例報告:地域インターンシップ世田谷実行委員会

世田谷区内で活動する市民活動団体の他、学生・若者有志で構成されています。世田谷では昔から市民活動が盛んである一方、大学も多く存在しており、インターンシップを実施する要件は整っていると考えた有志で立ち上げました。実行委員会としてプラットフォーム化することで、知見の共有・負担の分散を進めながらプログラムの実施を行っています。2022年度世田谷区提案型協働事業。
地域インターンシップ世田谷 https://internship-setagaya.net/
