NPOインターンシップは市民活動の「種まき」のような仕組みで、全国各地で若者がNPOに参画する場を作っています。
NPOインターンシップラボではこの5年間、NPOインターンシップを中心に学生と地域のコーディネーションを学び合う場を作ってきましたが、学生と地域の連携事例はさらに増え、多様になってきていると感じています。
そこで、今年度は「若者」、「地域」、「つなぐ」をキーワードにプログラムや実践者が集まる場をサミットとして実施することにしました。
多種多様な活動が集まり、若者と地域をつなぐ意義や仕掛けについて考え、交流する場を作ります。ぜひご参加ください!
【こんな方にオススメ】
学生とNPOの育ち合いを支えるコーディネーターの皆さん
□若者と地域をつなぐ活動に関心のある中間支援NPO、市民活動団体、地域の方
□若者の育成やまちづくりに関心のある大学、企業、行政の方
□社会活動に興味がある学生、またはすでに取り組んでいる学生
締 切 9/13 参加費 無料
ゲストスピーカー
牧野篤さん(東京大学大学院教育学研究科 教授)
川口夏菜子さん(とちぎYMCA スタッフ)
南條貴之さん(福島県石川町役場企画商工課 商工観光係長)
北村優斗さん(株式会社Gab 清走中事業部部長、ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」プロデューサー)
ゲスト:牧野篤さん(東京大学大学院教育学研究科 教授)
社会教育学・生涯学習論専攻。全国各地の自治体とともに社会教育・生涯学習の調査、まちづくりの社会実装、企業の社会連携などを行っている。雑踏のような研究室が理想で、院生・学生ともどもがやがやと各地に出かけていっては調査や実践を展開している。人が幸せに暮らすとはどういうことなのか、そのための「学び」とはどういうことなのか、などに関心がある
ゲスト:川口夏菜子さん(とちぎYMCA スタッフ)
1997年生まれ。高校1年生〜大学2年生までとちぎYMCAにユースボランティアリーダーとして携わる。その後埼玉県の一般企業で3年勤めたのち、2021年にとちぎYMCAへ入職。現在は、宇都宮市青少年活動センターにて、小学生向けの野外教育プログラムや、無料学習サポートプログラムを担当するほか、高校生ボランティアグループ「つぼみ」担当スタッフとして高校生と共に子ども食堂の運営を行う。
ゲスト:南條貴之さん(福島県石川町役場企画商工課 商工観光係長)
1996年福島県石川町役場に入庁。現在、町文化財に指定されている「鈴木重謙屋敷」の復原をきっかけに、町内2つの高校の生徒とともに「高校生ワークショップ」がスタート。
様々な地域課題を地域資源である2つの高校の生徒とともに解決するため、活動している。この活動で、福島県高校生社会貢献コンテスト最優秀賞、全国過疎地域自立促進連盟会長賞を受賞。現在は、企画商工課で高校生との活動を継続するとともに、観光物産協会の法人設立等に取り組んでいる。
ゲスト:北村優斗さん(株式会社Gab 清走中事業部部長、ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」プロデューサー)
2003年長野県生まれ。
中学在学中、周囲の社会課題への関心の薄さに危機感を感じ、選挙演説中の政治家と議論を交わすなど学校外での活動を開始。
高校2年次にゴミ拾いの楽しさに魅了され、ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」を考案。地元企業からの協賛やクラウドファンディングでの支援を原資に実証実験を行った末、企業・自治体のCSRプロモーション企画として依頼が殺到。2023年10月に事業承継し、顧問に就任予定。
締 切 9/29 参加費 無料
CSOラーニング制度
運営:SOMPO環境財団
当財団では「木を植える人を育てる」を理念として、環境人材の育成に取り組んでいます。メイン事業である「CSOラーニング制度」は環境問題に興味を持つ大学生・大学院生を環境系のNPO・NGOに8か月間有償でインターン派遣する制度で、毎年60名前後の学生が全国40程の団体で活動をしてくれています。
NPOインターンシップ
運営:札幌市市民活動サポートセンター
札幌やその近郊に住む高校生~30歳までの若者が、市内に拠点を置くNPOで、メンバーの一員として複数回活動することにより、団体の活動や社会課題への向き合い方を学ぶプログラムです。一緒に手を動かしながら、活動者の想いを直接聞くことで、ニュースの見方が変わったり、将来の選択肢が広がったり…。身近なところから、自分と社会の繋がりを見つけるきっかけづくりを目指しています。
たかはら子ども未来基金
運営:とちぎコミュニティ基金
「若者と地域に、未来への種まき。」たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援する目的で、県北在住の夫妻が設立した基金です。境遇や生育環境に関わらず、全ての子どもや若者が等しく人生を拓く機会を得られるように「たかはら子ども未来基金」が創設され、特に栃木県北地域の子どもや若者を支えていくことを目指します。学生NPOインターンシップ助成として、若者と地域のNPOをマッチングし、約半年間のインターン活動を応援します。
とちぎ地域づくりインターンシップ
運営:とちぎユースサポーターズネットワーク
若者の力を活かし地域の課題解決/活性化を加速させることをミッションに活動している。主な事業として、栃木県の魅力的な人や、イベント、仕事等を若者に伝えていくWEBサイト「あしかもメディア」の運営や、まちづくりや社会課題に取り組む企業における、新規事業の開拓や組織課題の解決に若者が取り組む長期インターンシッププログラムの作成、若者の社会課題解決アイデアの実現を支援するプログラムの運営などを行っている。
ながの地域まるごとキャンパス
運営:長野県NPOセンター
「100年先も暮らしたい長野県にしよう!」を法人ビジョンとしてかかげ、市民の参加・参画を創り出すさまざまな事業を展開。特に若者事業としては、長野市と佐久市で高校生・大学生がNPOや市民活動が提供する地域活動プログラムに参加参画する「地域まるごとキャンパス」を実施。プログラムはお祭り企画運営や里山保全活動、子どもとのふれあいなど多様なプログラムを展開。2023年度はそれぞれ約150人の学生が参加し地域で活動している。
まつどNPO協議会
「市民が自らの手で共に地域をつくる、誰もがくらしやすいまち“まつど”」の実現をめざし、松戸でNPO・市民活動・地域活動に取り組んでいる人たち同士が「思い」「課題」を共有し、より多くの市民に発信する場、連携、協働する場をつくることで「自治型社会」を目指しています。
地域インターンシップ世田谷
運営:地域インターンシップ世田谷実行委員会
世田谷で街なか留学(地域インターン世田谷)」は、世田谷のまちに、住んだり、通ったり、通ったり、そしてこのインターンで初めて世田谷に来る学生の皆さんにも、世田谷の「地元民」になってもらいたいと思って実施しています。
学生の皆さんは、世田谷の街で活動している様々な団体の活動にインターン生として参加します。そこでの活動を通して、世田谷のまちの事を知り、関わりをつくります。11月下旬には、インターン生自身が企画する、インターン先団体の活動を紹介する「団体見学会」を実施する予定です。
まちカフェ!学生おうえん隊 ほか
運営:町田市地域活動サポートオフィス
町田市地域活動サポートオフィスは、町田市内のNPOや地域活動団体を支援する組織です。当法人が事務局を担っている市民協働フェスティバル「まちカフェ!」では、「まちカフェ!学生おうえん隊」という学生とNPOが協力しながら活動するプログラムを運営しています。また、今年度より昭和薬科大学の地域連携センターと協力し、昭和薬科大学の学生と大学周辺地域の団体が活動に取り組むプログラムも運営しています。
さがまち学生Club
“学生のチカラで地域を盛り上げる”をコンセプトに「地域情報紙の制作」「メディアを利用してのPR活動」「新規イベントの企画立案」など、地域のまちづくりに参画することを通して、地域コミュニティへの理解を深めるとともに、まちづくりに関わる様々なスキルを培うことを目的とした学生参加型プロジェクト。
学生コーディネート制度
運営:まち×学生プロジェクトplus
「まち×学生プロジェクトplus(通称:まちかけ)」は、2015年に横浜市神奈川区六角橋地域でスタートした活動です。
まち(地域住民)と学生(神奈川大学生)とが、うまく交流しながらまちづくり活動を行うために、コーディネーター(かける)が間に入っています。
その中で、学生たちが安心して活発に活動できるように、地域活動の先輩である「学生コーディネーター」が、学生の相談に乗ったり、主体的に関わっています。
NPOインターンシップ
運営:アクションポート横浜
NPOや地域課題に関心をもつ学生を発掘し、インターン経験を通して、市民活動や地域を支える専門的人材を育成することが目的に、大学生がNPOで一定期間活動する地域密着型のインターンシップ事業。10大学と連携し、単位化をするなどが学生が参加しやすい入り口作りを15年継続している。